骨董品やさんって、入りたくても、なかなか入れないんですよね。
外からへぇ〜って眺めて、古き良き風情を感じて終わるんですけど、 知人宅近くにあるこちらのお店『可ナル舍』さんは、 骨董品やなのに古び過ぎてなく、ちょっと小洒落てて入りやすく、 お店の店員さんが比較的若くて、気持ち丁寧に接客してくれるので、 なんか気に入ってます。 超カッコいい江戸時代の箪笥とか机や棚とかあるんですけど、 欲しい欲しいこれもいいあれもいいとかぶつぶつ言っては、 値段をみて、いつかね、一生物だもんね、 とか言ってウロウロしているんですが、 そんな私にも、 どんなものに興味があるかとか、 予算やら欲しいものの種類や格好やら細かく尋ね、 気に入ったそれらがいつどこで作られたもので、 職人の手で、ひとつひとつ大事にリメイクされて、ここにいるんです、 などと、ひとつひとつについて納得いくまで説明してくれるんです。 絶対に買いそうに無い(買えそうに無い)私なんかにも。 彼らの『いいものへの思い』『伝えたい思い』『よみがえる伝承すべき文化』 そういう熱い気持ちが伝わってきます。 なんか伝統料理、郷土料理、日本の食にも似てますね!!! 言えなかったけど。 とはいえ、さすがに諭吉さんを束にして買う事が出来ません。 でも、なんか欲しくて、無理矢理探したんです。 で、いつか使えそうと思って買った和菓子の型。↓ どうやら用途を間違ったようで。 ゼリー向きでは無かった。 ちなみに、ココナッツボウルとかも詰めてみましたが、 ・・・うんうん。 きっと、いつか何かの役に立つと信じています。(笑) 先日(だいぶ前)たまたま通ったら、セールをやってまして、 染付の小皿が5枚で500円くらいだったので、即買いました。 おまめののった青い皿。 あと、外に置いてあったバリの椅子も買いました。 背もたれ無いバージョンだから、1500円でした。 花瓶にいいなーと思ってたけど、 椅子を買っちゃったから買えなかったジンボトル。 ちょっと後ろ髪ひかれる思いで帰りました。 今度また来たとき、また君と巡り会ったら、今度は買う事にするね。 支払いの際、 『空くじなしのくじ、ひいてって!』 と店員。 『別海シャケでました〜』 と店員。 『店長の父親が漁師で北海道の別海で鮭をとってるんで、プレゼントです。』 と店員。 唖然としてしまいました。 なかなかこんなくじってないですよね? ただですよね? わーいシャケシャケ♩ なんかついてる気がしたけど、次に買ってた人も鮭が当たってた。 でも、とっても嬉しかったです。 帰ろうとしたら、 『時間があるなら、ワインでも一杯飲んでってー』 って出して下さいました。 なんてサービス大盛な店なんだろうか。 車だったので(助手席ですが)紅茶をチョイスしましたが、 次は骨董品を眺めながら飲むのもいいなと思ったり。 今日はいい買い物したぁ〜♩ ごちそうさまでした。 椅子と皿、大事にしよう。
by makanaigakari
| 2009-12-13 00:28
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